フォードモーター(Ford Motor)は10月27日、2021年1〜9月期の決算を発表した。
同社の発表によると、売上高は986億6300万ドル(約11兆2210億円)。前年同期の911億9200万ドルに対して、8.2%増加した。
また、1〜9月期の純利益は、56億5500万ドル(約6430億円)だった。前年同期の15億0900万ドルに対して、およそ3.7倍の増益となっている。
大幅な増益となったのは、フォードモーターの最大市場の米国において2021年上半期(1〜6月)、収益性の高い大型ピックアップトラックやSUVの販売が好調だったのが大きい。しかし、2021年第3四半期(7〜9月)は、半導体不足によって生産が滞り、減収・減益となった。
フォードモーターのジム・ファーリー社長兼CEOは、「今回の業績は、中期経営計画のFord +の達成に大きな自信を与えてくれる」と述べている。
フォードモーター、純利益は3.7倍に 2021年1-9月期決算
2021年10月29日(金) 07時30分