BBS F1をイメージしたチョコレート《写真提供 D-WEBER》

自動車部品などのデザインを手掛けるD-WEBER(愛知県安城市)は、金型製作会社のフジタ(富山県高岡市)とのコラボ作品として、美しいチョコレートの金型「HANAGATA(はながた)」コンセプトを発表した。

D-WEBERでは、自社の企画力とモノづくりの魅力を発信するプロジェクトブランド「4DESIGN by D-W」を2018年より展開している。今回発表した金型「HANAGATA」はその第6弾。金型を扱う製造業は一見地味で、敬遠されがちな職種となっている。しかし、実際は頭を使う、生活に必要な仕事、そして「華のある仕事」だ。今回の作品にはそうした想いを込めたという。

「HANAGATA(はながた)」は誰もが楽しんでモノづくり体験ができることを目的にデザインされた花びらをモチーフにしたユニークな金型。これで生成されるのは「チョコレート」。ただし、できあがるのはただのチョコレートではない。フジタと同じ高岡市のアルミホイールメーカーBBSジャパンが意匠協力。「BBS F1」をイメージしたチョコレートができあがる。また、BBSの女性デザイナー考案による「BBSソファ&クッションタイプ」も用意した。

D-WEBERとフジタでは、ファクトリーアートミュージアム(富山県高岡市)での体験会や、BBSホイールオーナークラブ限定の体験会などを検討。さらには、レストランや結婚式場の特別な瞬間に、オリジナルデザインのチョコレートを作ることができる「体験型金型」として特注販売も視野に入れていく。

HANAGATA《写真提供 D-WEBER》 HANAGATA《写真提供 D-WEBER》 一見、金型だとは思えない美しいデザイン《写真提供 D-WEBER》 チョコレート-テンパリング《写真提供 D-WEBER》 花びらに見立てた潜流上の鋳込み穴にチョコレートを流し入れる《写真提供 D-WEBER》 BBSの女性デザイナーが考えた可愛らしいチョコレート《写真提供 D-WEBER》 BBS F1をイメージしたチョコレート《写真提供 D-WEBER》 BBSの女性デザイナーが考えた可愛らしいチョコレート《写真提供 D-WEBER》 BBSの女性デザイナーが考えた可愛らしいチョコレート《写真提供 D-WEBER》 生成されたチョコレート《写真提供 D-WEBER》 生成されたチョコレート《写真提供 D-WEBER》