JVCケンウッドは7月28日、「IT導入補助金2021」の支援事業者に採択され、同社が展開する次世代IoT配車システム「CABmee(キャブミー)」が補助金対象のITツールとして認定されたと発表した。
IT導入補助金2021は、経済産業省 中小企業庁が監督する中小企業・小規模事業者・個人事業者向けの支援制度。経営課題や業務効率アップを目的としたITツールを導入した企業に対し、その経費の一部を補助することで、業務効率化・売上アップをサポートする。
CABmeeでは、クラウドを介してオペレーターシステム、車載システム、乗客のアプリが連動。クラウド上でのデータベース管理や地図・ナビなどとの連携が簡単に実現できる発展性や柔軟性が強みとなっている。特に配車業務を支援する特長として「コールセンターの集約」「他社配車アプリと連携可能」「自動で効率的な配車が可能」の3つがあり、国内外のタクシー事業会社が保有する車両への搭載を進めている。
今回、JVCケンウッドがIT導入補助金2021の支援事業者に採択され、CABmeeがITツールとして認定。タクシー事業者がCABmeeを導入する際に補助金が活用できるだけでなく、経営課題や需要に合ったITツールとして業務効率化・売上増などが期待される。
JVCケンウッド、次世代IoT配車システム「CABmee」が補助金対象のITツールに認定
2021年07月29日(木) 11時00分
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