パラトライアスロン会場となるお台場海浜公園(東京都)《Photo by Carl Court/Getty Images News/ゲッティイメージズ》

ブリヂストンサイクルが機材サポートを行なっているブリヂストン・アスリート・アンバサダーの谷真海(たに・まみ)選手と秦由加子(はた・ゆかこ)選手が、東京2020パラリンピック・パラトライアスロンの日本代表に選出された。

谷選手はパラトライアスロン女子PTS5クラス、秦選手はパラトライアスロン女子PTS2クラスに参加する。ブリヂストンサイクルが14日に発表した。

谷選手は、アテネ2004、北京2008、ロンドン2012パラリンピックに走幅跳で3大会連続出場し、2016年からパラトライアスロンに転向した。2017年にはパラトライアスロン世界選手権女子PTS4クラスにて、5戦中3戦に出場、出場した試合で全勝を達成している。東京2020大会では旗手を務めることになっている。

東京2020大会では、谷選手が本来戦う女子PTS4クラスが実施されないため、より障がいの軽い女子PTS5クラスでの参加となる。2021年に開催された世界選手権の横浜大会では、出場したPTS4クラスで2位、PTS5クラスに当てはめると3位に3秒差で4位という成績で、メダル獲得に期待がもてる。

秦選手は、2013年よりパラトライアスロンを開始。2016年のアジア選手権大会で優勝、同年のリオデジャネイロ2016パラリンピックにも日本代表として出場し、女子PT2では6位入賞を果たした。2020年世界選手権デボンポート大会で優勝、2021年横浜大会では銀メダルを獲得するなど、メダル獲得に期待がもてる。

谷選手《写真提供 ブリヂストンサイクル》 秦選手《写真提供 ブリヂストンサイクル》