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日本経済団体連合会(経団連)によると、2021年夏のボーナスについて、自動車関連企業(16社)の平均妥結額は87万9626円で、対前年比10.76%ののマイナスだ。調査対象となった12業種中、マイナス幅がもっとも大きい。額でいうと上から4位だ。

経団連が6月25日に発表した『2021年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)』[第1回集計]によると、調査対象となった104社の平均額は84万1150円で、対前年比7.28%のマイナス。製造業99社の平均額は84万2115円で、対前年比6.52%のマイナス。非製造業5社の平均額は83万2485円で、対前年比13.46%のマイナスだ。調査対象となった12業種中7業種がマイナス、5業種がプラスとなった。

額が最も大きい業種は建設(3社)で131万8655円、対前年比は4.14%のマイナス。最も少ないのは鉄鋼(8社)で54万1614円、対前年比は4.93%のマイナス。下げ幅が最も大きかったのは前述の通り自動車で10.76%、上げ幅の最も大きかったのはセメント(4社)で3.99%プラスの77万4536円となっている。

『2021年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)』[第1回集計]《資料提供 経団連》