ユピテル SN-TW97c《写真提供 ユピテル》

ユピテルは、SDカードの定期フォーマット不要機能を搭載する前後2カメラドライブレコーダー「SN-TW97c」(特定家電量販店向け)を近日発売する。

従来モデルではSDカードに上書きを繰り返すことで断片化が起き、書き込みエラーが発生。新製品は断片化が起きない独自のファイルシステムを採用し、定期的なフォーマットは不要とした。本モデルではドライブレコーダーに最適な繰り返しの上書き記録に強いMLC方式の16GB SDカードを付属。さらにSDカードチェック機能を搭載。SDカードの入れ忘れや破損、不具合により記録が停止した場合でもエラーを画面と音で通知する。

フロントおよびリアには、ソニー製CMOSイメージセンサー「STARVIS」を搭載する。画素数は200万と少なく感じるかもしれないが、1ピクセルあたりで捉えられる光の量はアップ。フロント160°/リア150°の超広角レンズと組合せ、昼間はもちろん、夜間も鮮明な映像を記録できる。またHDR(ハイダイナミックレンジ)も前後とも搭載。日中天気のよい時の逆光下や明暗差が大きいトンネルの出入り口、また夜間の撮影時に生じる黒つぶれや白とびを抑える。

映像は本体の2.0インチモニターで確認できるほか、無料のPCビューアソフト(Windowsのみ)を用意。日時はもちろん、GPS情報をもとに地図上での自車位置、走行速度、さらにGセンサーで検知した衝撃をグラフで表示する「Gセンサーグラフ」など、さまざまな情報が確認できる。

サイズはフロントが幅62×高さ52×奥行37mm、リアは回転式で幅55×直径25mm。