スナップオン MTG5000-S《写真提供 スナップオン・ツールズ》

スナップオン・ツールズは、高度な故障診断にも対応するスキャンツール「MTG」シリーズの最新モデル「MTG5000-S」を6月15日より発売する

新製品は、国産乗用車8メーカー、欧州車7メーカー、スーパーカー4メーカー、トラック4メーカーの合計24メーカーおよびOBD IIに標準対応する。故障コード(読み出し・消去)、データモニタ(数値・グラフ)、フリーズフレームデータ、作業サポート、アクティブテスト、カスタマイズ、レディネストテストといった基本機能を搭載。起動時間は7秒、車両に接続後、すぐに診断を開始できる。

新たに自動メーカー選択機能を搭載。VIN(車台)番号を搭載している車両(国産乗用車8メーカー)の場合、自動で診断ソフトを起動し、メーカーや車種選択を行うための操作時間を短縮する。また、簡易バッテリーテスト機能を新採用。バッテリーの状態を確認することで、診断作業中のバッテリー上がりなど不測の事態を未然に防ぐ。さらに従来のPC接続でのアップデート方法に加えて、Wi-Fiアップデート機能、LANケーブル接続によるダイレクトアップデート機能を搭載。診断ソフトのアップデートがPCなしでも可能となった。

このほか、窓ガラスやバンパーの取り外しなどでも必要となるエーミング作業に対応。以前の診断結果やデーターモニタの情報を確認できるナンバー登録機能などを備える。

価格は29万8000円。