DeNA SOMPOモビリティが運営するカーシェアサービス「Anyca(エニカ)」は、損保ジャパンと共同で個人間カーシェア専用保険「カーシェアプロテクト」を開発、7月21日(予定)より提供を開始する。
エニカは2015年のサービス開始以来、順調に成長を続け、クルマの累計登録台数2万台以上、累計登録会員数は45万人以上と規模を拡大してきた。しかし、個人間カーシェアにとって最大の課題は事故やトラブルなどの不安。今回、その不安を解消すべく個人間カーシェア専用保険の開発を行った。
カーシェアプロテクトは、エニカと損保ジャパンが共同開発した個人間カーシェア専用の保険。事前にクルマに適した補償プランをオーナーが設定し、ドライバーはその保険を契約することで設定された補償とともにより安心安全なカーシェアを楽しむことができる。
車両補償金額は、これまで限度額300万円だったが、新たに600万円、1000万円の選択肢を用意。運転中だけでなく、管理中の盗難・衝突・接触や偶発的な事故も補償の範囲とする。ドライバーがシェア時に追加することで、免責金額が0円になるオプション(1400円)も用意。加えて、365日24時間対応可能な事故受付専用カスタマーサポートを開設。専任スタッフが迅速に事故時の初動対応をサポートする。
またオーナー向けには、詐欺・横領などの万が一のトラブルによって損害が生じた場合、設定保険金額を限度に補償を行う。
エニカでは、専用保険により事故やトラブルなどの不安を解消し、個人間カーシェアのさらなる普及を図る。
エニカと損保ジャパン、個人間カーシェア専用保険を開発 事故やトラブルの不安解消
2021年05月27日(木) 12時15分
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