コンチネンタル(Continental)は4月9日、「5G V2Xテレマティクス」システムの受注を、欧州の商用車メーカーから初めて獲得した、と発表した。
コネクテッドカーは、ドライバーと乗員が最新のインフォテインメントにアクセスすることを可能にする。また、リアルタイムの交通情報やロードハザード、他の車両やインフラと直接通信することで、安全支援機能を高め、運転をより安全で効率的なものにするという。
これを実現するために、コンチネンタルの5G V2Xテレマティクスシステムは、4Gと5Gネットワークアクセスだけでなく、ダイレクトV2X通信用の専用短距離通信(DSRC)やセルラーV2X技術も統合している。
コンチネンタルの5G V2Xテレマティクスシステムでは、同じハードウェアとソフトウェアを使用することにより、DSRCとセルラーV2Xのどちらの通信規格にも対応する。コンチネンタルによると、コストだけでなく、グローバル規模でV2X通信アプリケーションの複雑さが低減されるという。
コンチネンタルは、V2Xと5Gが自動運転などの分野で可能なサービスとアプリケーションの範囲を、さらに拡大する、としている。
コンチネンタルの「5G V2X」、欧州の商用車メーカーから初の受注獲得
2021年04月13日(火) 13時45分
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