ENEOSカーリースのチラシ(イメージ)《画像提供 ENEOS》

ENEOSは4月1日、系列サービスステーション(SS)でカーリース事業「ENEOSカーリース」の全国展開を開始したと発表した。

ENEOSカーリースは、人気の国産車の新車を月々定額で利用できるサブスクリプションサービスとして提供、ライフスタイルの変化に応じて違約金なしで新車に乗り換えできる。ENEOSカードでの給油で、燃料油を店頭価格から1リットル当たり5円値引きで給油できる。

2021年度中にカーメンテナンスサービス型SSを中心に1000店舗で展開する予定。

クルマに対する消費者ニーズが、近年「保有」からカーリース・カーシェアなどの「利用」に変化している。同社では、この変化をチャンスと捉え、日本全国約1300のSSにおける顧客接点の強みを生かしたモビリティサービス事業を展開する。

顧客のニーズに対応したカーリースサービスのラインナップの開発を進めるとともに、燃料油・カーメンテナンスといった関連商品やサービスを組み合わせ、SSでワンストップで提供することを目指す。

今後、EV(電気自動車)やFCV(燃料電池車)の普及によるモビリティの変化に対しても、エネルギー供給のほか、新たな商品・サービスの提供を目指す。