Modulo Nakajima Racingが使用するModulo NSX-GT 64号車のイメージ《写真提供 JVCケンウッド》

JVCケンウッドは、SUPER GT 2021シリーズ GT500クラスに参戦する「Modulo Nakajima Racing」に協賛すると発表した。

Modulo Nakajima Racingは元レーシングドライバーの中嶋悟氏が代表を務めるレーシングチーム。2020シリーズではポールポジションを8戦中に2回、第7戦で2位を獲得するなど、2021シーズンも活躍が期待されている。

同社はカーナビゲーションやカーオーディオ、ドライブレコーダーといった車載用機器を展開しており、市販車をベースとしたレースであるSUPER GTと親和性が高いことから、これまでもレース運営を行うGTアソシエイションのサポートを行うとともに、GT500クラス全車を含む22台に「TV放映用公式オンボードカメラ」を供給してきた。こうした背景のもと、ケンウッドブランドのプレゼンスの向上を目的として、同チームへ協賛を決定。JVCケンウッドがサポートしている伊沢拓也選手と大津弘樹選手が、同チームのドライバーとして昨年に引き続き参戦する。

SUPER GT 2021シリーズは、岡山国際サーキットでの開幕戦(2021年4月10日〜11日)からく富士スピードウェイでの最終戦(2021年11月27日〜28日)まで全8戦が行われる予定。レーシングカーやレーシングドライバースーツなど、メカニックスーツにケンウッドブランドを掲出することで、プレゼンス向上を図っていく。