KTC トルクル《写真提供 京都機械工具》

京都機械工具(KTC)は、スマートセンシングデバイス「トルクル」と自動車整備工場向けサービス「DICクラウド」の連携サービスを2月11日より開始した。

DICクラウドは、自動車整備工場向け業務システムメーカー、DICジャパンが提供するクラウドプラットフォームサービス。整備工場で発生する継続検査結果など、様々なデータをクラウド上に保管し、生産性向上とバックオフィスの業務改善を支援する。

KTCのトルクルは、スマートフォンやタブレットなどにインストールされた専用アプリとBluetooth機能を利用し、測定値の結果表示やデータの転送、測定履歴の管理を行うスマートセンシングデバイス。手持ちの工具に装着することで、汎用工具を通信機能付きデジタルトルクレンチとして使用できる。

今回の連携では、タイヤ交換作業時、ホイールナットの締結トルク値をトルクルからDICクラウドに自動記録。締め忘れ防止や、適正トルク値確認のために実施していたタブルチェックの削減、繁忙期などにおける「ポカミス」の不安を解消し、顧客満足度と生産性を向上させる。