東京新宿の長距離バスターミナル、バスタ新宿(参考画像)《写真提供 写真AC》

国土交通省は2月16日、2月13日に発生した福島県沖の地震による東北新幹線の不通に伴って高速バスや航空機による代替輸送の実施状況を発表した。

代替輸送としてJRバス東北とJRバス関東、JRバステック、成田空港交通、東日本急行が仙台〜東京間の高速バスを大幅に増便している。

2月14日は計20便で運行、15日は16便増便して計30便、16日は30便を増便して計44便で運行した。宮城交通、京王バスは15日から23日まで仙台〜新宿線を4便で運行する。ウィラーエクスプレスは仙台〜新宿線を14日から16日まで5便増便して計7便運航する。桜交通、ATライナーは仙台〜新宿線を16日から28日まで4便運行する。ジャムジャムエクスプレスは仙台〜東京線を2月16日から2便運行する。

オー・ティー・ピーは山形〜仙台〜東京線を16日から19日まで2便運行する。福島交通、JRバス東北、Jrバス関東は福島・郡山〜新宿線が16日から19日まで14便増便して計18便運行する予定。会津乗合自動車は会津若松〜新宿線を16日から18日まで4便増便し、計8便で運行する。

十和田観光電鉄は八戸〜東京線を14日から1便運行し、八戸〜仙台線を14日から18日まで2便を運行する。秋北バスは能代〜池袋線を14日から22日まで2便運行する。

高速バス各社は今後も、東北各地と仙台や首都圏を結ぶ高速バスを増便する。

また、航空便は、東北各地の空港と、羽田、名古屋(小牧)、伊丹、神戸の各空港を結ぶ臨時便の運航を継続し、2月17日は合計46便を増便する予定。