新型10トン軽量ホイストリヤダンプトラック(耐摩耗鋼板仕様)《写真提供 極東開発工業》

極東開発工業は10トン軽量ホイストリヤダンプトラックを改良し、標準仕様に加え耐摩耗鋼板仕様を新たに追加して、12月18日より発売する。

新機種は、ホイストメカとボデー主桁の改良により、架装物重量が従来機(メーカーカタログ車)に比べ標準仕様で約100kg軽量化。耐摩耗鋼板仕様は「HARDOX」の採用し、強度を保ったまま板厚の薄肉化と補強部品の削減を可能とし、約500kgの軽量化を実現。効率の高い運搬と空荷状態における燃費向上に貢献する。

新たにラインアップされた耐摩耗鋼板仕様は、高い硬度と靭性を誇る「HARDOX」をボデーに使用することで一層の強度向上と軽量化の両立を図り、最大積載量10トン以上を確保した。また、2018年2月に発売した4トン車および2019年5月に発売した7トン車と共通のデザインコンセプトを採用。サイドパネルおよびテールゲートをスチフナ(補強柱)レスとすることで、すっきりとしたシンプルなデザインとしている。

価格(シャシ・消費税抜き)は標準仕様が168万円、耐摩耗鋼板仕様が240万円。

軽量ホイスト《写真提供 極東開発工業》 サイドパネル《写真提供 極東開発工業》 テールゲート《写真提供 極東開発工業》 新型10トン軽量ホイストリヤダンプトラック《写真提供 極東開発工業》