Jeep HANABI 2020《撮影 雪岡直樹》

ジープをブランド展開するFCAジャパンは10月30日、オーナー向けのコミュニティイベントとして、オリジナルの花火大会である「Jeep HANABI 2020」を実施。初冬の空にジープをイメージする7スロット花火を打ち上げた。

ジープではオーナーコミュニティを2012年から育んできており、オリジナルのキャンプやフォトコンテストなどを行ってきた。今年は新型コロナウイルスの影響でキャンプイベントや、各種ジープが協賛してきた夏〜秋のイベントが中止になってしまった。

オーナーコミュニティの交流イベントが無いまま、今年が終わってしまうのは寂しいということで、ジープをイメージする7スロットの、オリジナル花火を打ち上げる花火大会開催。静岡県裾野市にあるスノーパークイエティで、抽選で当選したユーザー200名が集合し、初冬の空に打ち上がる花火を見学した。

花火大会は200名の応募に6倍の1200名の応募があり、抽選により当選したオーナーだけに、開催場所と時間の案内を行い、社会情勢に合わせ多くの人が集まってしまわないように配慮された。また、会場ではドライブインシアター形式のドライブイン花火として開催、車内から花火を楽しむ形式が取られ、当日配られたパンフレットに記載されたURLを読み込むことで、YouTubeライブによるストリーミングで花火の解説を行うといったことも行われた。

参加者に話しを伺うと、「このようなイベントは初めてで楽しかった」「今年の5月にレネゲードが納車されて、どこにも行けなかったので、良いイベントだったので応募してみました」「寒かったけど今年は夏に花火が見られなかったので、花火が見られて良かったです」などの感想が聞かれた。

会場には、『グランドチェロキー』『チェロキー』『ラングラー』『レネゲード』『コンパス』などジープブランドの車両が集合。とくにラングラーはその車の特性で、ルーフトップを外すことが可能なため、車内にいながらにして真上の花火も見たり、車内にあるロールバーに腰掛けてルーフで花火を見ていた。アウトドア趣味に長けたオーナーも多く、チェアやテーブル、ストーブなども用意するなど、慣れた様子も見られた。ジープを展開するFCAジャパンはこのようなイベントを今後も展開していきたいと語った。

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