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日本自動車販売協会連合会が10月12日に発表した2020年度上半期(4〜9月)の中古車登録台数は前年同期比2.3%減の184万8555台となり、2期ぶりにマイナスとなった。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う中古車販売店の営業時間短縮などの影響で、一時的に中古車販売は落ち込んだものの、その後、公共交通機関を使った移動を避ける移動手段として中古車需要が回復した。このため、上半期としては小幅マイナスにとどまった。

車種別では乗用車が同3.2%減の160万2172台だった。このうち、普通乗用車が同1.7%減の91万9876台、小型乗用車が同5.1%減の68万2296台だった。

貨物車は輸送需要が好調に伸びていることから、同3.9%増の19万8678台と前年をい上回った。バスは観光需要の低迷で同16.7%減の5731台だった。