アジア太平洋 ソーシャルカモフラージュ《写真提供 BASF》

BASFは10月8日、世界各エリアの2020〜2021年自動車カラートレンド予測を発表した。

BASFでは、サーフェス、テクスチャー、カラーを絡み合わせ、3〜5年後のトレンドを予測するカラーコレクション「CODE-X」を作成した。グローバルキーカラーは、グレーがかったグリーン、暖かみのあるベージュ、粗い粒子のグレーなどさまざま。このコレクションでは、時代の変化に対応しながら希望と前向きな姿勢を維持する、物理的な世界とデジタルな世界の融合を表している。

2020〜2021年自動車カラートレンド予測によると、欧州・中東・アフリカ(EMEA)のキーカラーは、大胆で新しく、はっきりとした位置にありながらも、穏やかで落ち着きのある色。これらの色には不可避でも親しみやすい、多様なエフェクトがあるとしている。

アジア太平洋地域のキーカラーは、落ち着いた雰囲気の暖かみのある情緒的な色と予測する。その色は変化、行動、そして将来に対する前向きで柔軟な姿勢を反映。単に黒や白といった色ではなく、人間の感情のように、曖昧で流動的だとしている。

北米の将来のカラーデザインについては、より環境に配慮した先進の着色剤技術の構築を目指している。優雅さとシンプルさは、高度な技術的洗練に起因するものになると予測している。

アジア太平洋地域キーカラー《写真提供 BASF》 EMEA パンディッツソリューション《写真提供 BASF》 北米ダークセルツァー《写真提供 BASF》