BEWITH Lucentシリーズ第1弾 16.5cmセパレート2ウェイシステム「Lucent Duo165」《写真提供 ビーウィズ》

ビーウィズは、高音質コンポーネントカースピーカーの新シリーズ「BEWITHルーセント」の市場導入を発表。第1弾として、16.5cmセパレート2ウェイシステム「ルーセント デュオ165」を9月16日より発売する。

BEWITHルーセントは、同社がBEWITHブランドで展開している「コンフィデンス」、「アキュレート」、「リファレンスAM」に続く4番目のスピーカーシリーズとして企画したもの。BEWITHブランドのスピーカーシリーズでは最もリーズナブルな価格帯となるが、単なる廉価版という位置付けではなく、音の嗜好やインストール性などを含め、他シリーズと比較して価格面以外でも積極的に選んでもらう、新たなクラスとなることを目指した。

2cm口径ドームトゥイーター(L-20L)は、同社初となるシルク系の新振動板素材「ルーセントシルク」を使用。ほぼ透明なダイヤフラム外観と、しなやかで耳当たりが良く、なおかつシャープネスと透明感にあふれる音色を特徴とし、これまでのハードドームとも、ソフトドームとも異なる新しい音の魅力を楽しめる。またドライバーユニット部を可能な限りコンパクト化。簡単に着脱可能とした独自の構造と、付属のアングルマウントアダプターによって、純正位置への装着からフラッシュ/アングルマウントまで柔軟なインストレーションを可能にする。

16.5cmウーファー(L-165L)は、上級のリファレンスAMシリーズでも実績を積んだ、同社独自のアルミ-マグネシウム(AM)振動板と大型フェライトマグネットによる強力な磁気回路とを組み合わせ、L-20Lトゥイーターとの入念な音質マッチングを行った。取付奥行寸法を多くの車種に装着しやすい60mmに抑えながら、浅型シェイプの新設計コーン形状や大型ロールエッジなどの採用によって余裕ある振幅ストローク量を確保。またバスケット(フレーム)部も上級シリーズと同グレードのアルミダイキャスト製フレームに黒色結晶塗装を施し、美しく高精度に仕上げている。
本システム専用のパッシブネットワークは、配線材にBEWITHオリジナルケーブル「TRANSOLA OFC Hyper4N」を使用するなど、音の良さにこだわった。トゥイーター側のフィルタリングのみを行い、ウーファー側はフルレンジ駆動するシンプルな構成で、各ユニットの持ち味を引き出す。

パッケージ(化粧箱)とユニットラベルもデザインを一新。BEWITHルーセントシリーズのテーマカラーであるカーマインレッド色を基調として、シンプルかつ存在感のあるデザインに仕上げた。価格(税抜/セット)は6万円。