全国主要道路の交通量、対前年比7-8割…北海道でプラス 8月15-16日

国土交通省が集計、発表している「全国・主要都市圏における高速道路・主要国道の主な区間の交通量増減」によると、お盆休み後半の土日、8月15〜16日の交通量は全国で対前年比7割、都市高速で同じく8割だった。北海道で対前年比プラスになった箇所があった。

交通量測定箇所は、NEXCO3社と本四高速の合わせて40か所と首都高速全路線、阪神高速全路線の、都合42か所。

8月15日の交通量は対前年8月17日比で、NEXCO3社+本四が72%、首都高速80%、阪神高速80%だった。対前年比で交通量が最も増えたのは道央道・深川〜旭川鷹栖の131%、次いで道東道・千歳恵庭JCT〜千歳東の113%。対前年比で交通量が増えたのはこの2か所で、阪和道・みなべ〜南紀田辺が対前年比変わらず100%だった。最も少なかったのは東海北陸道・飛騨清見〜白川郷の56%だった。

8月16日の交通量は対前年8月18日比で、NEXCO3社+本四が71%、首都高速79%、阪神高速78%だった。対前年比で交通量が最も増えたのは15日と同じ道央道・深川〜旭川鷹栖の103%。対前年比で交通量が増えたのはこの1か所で、次に多かったのも15日と同じ道東道・千歳恵庭JCT〜千歳東の95%となり、対前年比で90%を超えたのはこれら2か所だった。最も少なかったのは東海北陸道・飛騨清見〜白川郷56%で、こちらの順位も15日と同じだった。

最近のピークはNEXCO3社+本四が7月23日(前年7月27〜28日の日平均と比較)の101%、首都高速が7月22日(前年7月24日と比較)の103%、阪神高速は8月13日(前年8月15日と比較)の210%だった。8月13日は前年の月遅れ盆との比較になるので、プラスになった箇所が多い。

国交省では、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づく緊急事態宣言が4月7日に発出されてから、高速道路・主要国道の主な区間の交通量増減について毎日まとめている(緊急事態は5月25日に解除)。

全国・主要都市圏における高速道路・主要国道の主な区間の交通量増減:8月15日《資料:国交省》 全国・主要都市圏における高速道路・主要国道の主な区間の交通量増減:8月16日《資料:国交省》