三菱自動車水島製作所

三菱自動車は7月30日、2020年6月の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。総生産台数は前年同月比54.6%減の4万9363台で10か月連続のマイナスとなった。

前月の77.3%減からはやや回復したものの、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響は大きく、いまだ5割を割り込んでいる。

国内生産は同54.6%減の2万4675台で3か月連続のマイナス。海外生産も同54.6%減の2万4688台と9か月連続で前年実績を下回った。

国内販売は同36.8%減の5301台で9か月連続のマイナスだった。登録車は同60.2%減の1535台、軽自動車は同16.8%減の3766台。シェア(軽自動車・輸入車含む)は1.7%で前年同月から0.4ポイントダウンした。

輸出は同67.1%減の1万0595台で3か月連続のマイナスとなった。

2020年上半期(1〜6月)の世界生産台数は前年同期比34.9%減の44万0372台と、2年連続で前年実績を下回った。国内生産は同31.7%減の21万1991台、海外生産は同37.7%減の22万8381台。ともに2年連続のマイナスとなった。

国内販売は同35.2%減の3万777台で4年ぶりのマイナス。登録車は同46.3%減の1万4364台、軽自動車は同25.7%減の2万3403台。国内シェアは1.9%で前年同期から0.4ポイントダウンした。

輸出は同34.7%減の12万1683台で2年連続のマイナスだった。

三菱eKクロススペース(向かって左)とeKスペース《写真撮影 安藤貴史》