ヤマハ発動機は、不定形物も検出可能なブロブサーチ機能を新たに搭載した、生産ライン向けビジョンシステム「RCXiVY2+」を6月1日に発売する。
ビジョンシステム「RCXiVY2+」は、多軸ロボット用コントローラ「RCX3シリーズ」にビジョンボードや照明ボード、トラッキングボードを組み込み、ロボットと一体化。ロボット制御、画像処理、照明制御、コンベアトラッキングのデータ処理などをロボットプログラムのみで一括制御でき、装置のセットアップ時間を大幅に短縮できる。
また、不定形物検出に長けたブロブサーチ機能を新たに搭載。従来機能エッジサーチに比べ2倍から10倍の速度でワークの検出が可能となった。工業製品に比べて形やサイズにばらつきが大きい食品、衣料品などの不定形物のピッキング、有無検査、多数ワークの高速カウントなどに対応する。スカラロボットと組み合わせることで高速コンベアトラッキングに最適。このほか、CPU能力の向上によりサーチ速度8〜45%向上。高性能カメラの採用で画素数やフレームレートも向上した。
ヤマハ発動機、不定形物も検出できるビジョンシステム発売へ
2020年05月14日(木) 16時30分
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