フェラーリ488ピスタ《photo by Ferrari》

フェラーリ(Ferrari)は5月4日、2020年第1四半期(1〜3月)の世界新車販売(出荷ベース)の結果を発表した。総販売台数は2738台。前年同期比は4.9%増と、プラスを維持している。

車種別の販売実績では、V型8気筒エンジン搭載車が牽引した。V型8気筒エンジン搭載車は第1四半期、前年同期比5.7%増の販売実績。フェラーリによると、『488ピスタ』と『488ピスタ スパイダー』の納車が順調に進んだためだという。

また、V型12気筒エンジン搭載車は第1四半期、前年同期比2.4%増の販売実績。フェラーリによると、『モンツァSP1』と『モンツァSP2』の効果が大きいという。

市場別の第1四半期の販売実績では、欧州や中東、アフリカが、前年同期比25.4%増と、2桁増を達成した。南北アメリカは、前年同期比4.2%増。一方、中国(香港と台湾を含む)は、前年実績を下回った。中国を除いたアジア太平洋地域は、前年同期比23.2%増だった。

また、日本は第1四半期、308台を販売した。前年同期比は57.1%増と、大幅に増加している。

フェラーリ488ピスタスパイダー《photo by Ferrari》 フェラーリ・モンツァ SP1《photo by Ferrari》 フェラーリ・モンツァ SP2《photo by Ferrari》