5月2日、神奈川県江ノ島海岸《photo (c) Getty Images》

人工知能による位置情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics」を開発・運営するレイ・フロンティアでは、COVID-19の感染防止に有用となる行動分析データを公開している。大型連休中、都道府県境をまたいだ人の移動量は減っている。

レイ・フロンティアではSilentLogより収集したデータによって、大型連休中(4月27日〜5月10日)の特定警戒都道府県(13エリア)における越境移動先を定点で観ている。それによると4月30日から5月4日まで、人の越境移動は減り続けている。直近では「有効なデータが集まらなかった日」もある。

都道府県内の移動も含まれているが、長距離の移動が主と考えられる高速道路の交通量は、国土交通省が定点観測を行なう全国40か所すべてで減少している。4月30日が対前年比38%、5月1日が39%、2日が30%、3日が21%、4日が20%となっている。

5月4日、埼玉県発《資料 レイ・フロンティア》 5月4日、千葉県発《資料 レイ・フロンティア》 5月4日、東京都発《資料 レイ・フロンティア》 5月4日、神奈川県発《資料 レイ・フロンティア》 全国・主要都市圏における高速道路・主要国道の主な区間の交通量増減(5月4日)《資料 国交省》