ホンダN-BOX(参考画像)《撮影 平川亮》

「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイルは、軽自動車に乗る前の印象と実際に乗った後とのギャップを調査。イメージはしていたけど、と想像以上のギャップの大きさが浮き彫りになった。

軽自動車は普通自動車に比べて車検代金や自動車保険料、税金などが安く設定されているため、維持費が抑えられる。その一方、購入の際、積載性や動力性能などに不安を抱くユーザーも多い。今回、実際に軽自動車を選んだ人に対し、実際に乗る前と乗った後とのイメージのギャップについて良かった点と悪かった点を聞いてみた。

軽自動車に乗ってみて、乗る前のイメージよりも良かった点については、1位「小回りが利く」40%、2位「燃費が良い」28%、3位「維持費が安い」19%、4位「狭いところでも走れる」4%、5位「空間が広い」2%という結果に。軽自動車といえば、小回りや燃費の良さ、維持費の安さがイメージしやすいが、実際に乗ってみると、その良さは想像以上だったようだ。

さらに、どんなところでその良さを実感したのか聞いてみたところ、1位の「小回りが利く」については、細い道でのすれ違いやUターン、車庫入れのときに良さを感じたという声が聞かれた。2位「燃費が良い」については「1リットルで25km以上走れた」、「燃費が前に乗っていた普通車の倍くらい良い」という声が。3位「維持費が安い」については「タイヤが安かった」、「オイル交換代が安い」、「高速道路料金が安く済んだ」という声が聞かれた。狭い日本の道では軽自動車の良さを存分に感じられるシーンが多く、また燃費の良さは想像以上。維持費用に関しても安さを実感する場面が多かったようだ。

続いて、実際に軽自動車に乗ってみて、イメージよりも悪かった点について尋ねたところ、1位「空間が狭い」23%、2位「風や坂道に弱い」17%、3位「加速が悪い」6%、4位「スピードが遅い」5%、5位「高速道路が怖い」4%、5位「音がうるさい」4%、5位「燃費が悪い」4%という結果となった。

軽自動車に実際乗ってみるとその小ささはイメージよりも強く感じる人が多いようだ。また2位「風や坂道に弱い」、3位「加速が悪い」、4位「スピードが遅い」、5位「音がうるさい」もまた、ボディやエンジンの小ささからくるデメリット。人気のスーパーハイトワゴンは「空間が狭い」を解消したがために「風に弱い」という弱点を作ってしまっているが、実際に乗るまでは気づくのが難しいのかもしれない。その他、「他者から馬鹿にされる」「小さいので他の自動車に割り込みされる」というものがあり、ボディだけではない軽自動車の弱さというものを感じるシーンがあるようだ。

実際に軽自動車に乗ってみて、乗る前のイメージよりも良かった点 実際に軽自動車に乗ってみて、乗る前のイメージよりも悪かった点