ニューデリー市内、屋内にいるよう呼びかける警官(3月23日)。《photo (c) Getty Images》

スズキのインド子会社のマルチスズキ(Maruti Suzuki)は3月22日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大を受けて、インド・ハリヤナ州グルガオンとマネサールの両工場の生産を一時的に停止した、と発表した。

今回の決定は、インド政府の新型コロナウイルス対策を受けたものだ。マルチスズキはインド政府の政策に従い、グルガオンとマネサールの両工場の休止を決定した。

マルチスズキは、施設の消毒、従業員の体温チェックや接触の最小化、テレビ会議の導入、出張の禁止など、推奨されているすべての予防措置を講じている。

また、マルチスズキは、グルグラムとマネサールの両事務所の稼働も一時的に停止した。ハリヤナ州ロータクのR&Dセンターも、一時的に閉鎖している。

マルチスズキは、工場の操業の一時停止の期間は、インド政府の今後の政策によって変わる、としている。

マルチスズキのグルガオン工場《photo by Suzuki》 マルチスズキのマネサール工場《photo by Suzuki》