コンチネンタル(Continental)は3月16日、特別なメガネなしで立体的に表示できる車載3Dディスプレイを開発した、と発表した。
このテクノロジーは、画面上に3Dスケール、ポインター、オブジェクトを表示する。たとえば、ドライバーの視線の先に、一時停止標識の警告を表示することができる。
このシステムには、特別なメガネは必要ない。コンチネンタルは、視差バリアと呼ばれる画像を分割する傾斜スラットを採用した。これにより、わずかにオフセットした2つの異なるビューが右目と左目に届き、立体的に見えるという。
コンチネンタルは、ドライバーの視線を検出し、3Dビューを正確に頭の位置に調整するインテリアカメラも開発した。ドライバーが3Dスクリーンを長時間注視するのを防ぐために、カメラはドライバーの視線を検出して、ドライバーの注意散漫や疲労をモニターする。
コンチネンタルは、メータークラスターを3Dで視覚化することにより、高度なドライバーアシスタンスシステム、ディスプレイ、通信サービス、インフォテインメントアプリケーションが、ドライバーの負担にならないように注力していく、としている。
コンチネンタル、車載3Dディスプレイ開発…特別なメガネなしで立体的に表示
2020年03月18日(水) 18時45分
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