コンチネンタルの2019年通期決算発表《photo by Continental》

コンチネンタル(Continental)は3月5日、2019年通期(1〜12月)の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は、444億7840万ユーロ(約5兆2990億円)。前年の444億0440万ユーロに対して、0.2%増加した。

一方、2019年通期の調整後のEBIT(利払い・税引き前利益)は、32億3390万ユーロ(約3850億円)。前年の41億1700万ユーロに対して、21.5%の減少となっている。

減益となったのは、2019年の世界の自動車生産が、およそ6%減少したのが要因のひとつだ。コンチネンタルは、2020年の乗用車と小型商用車の世界生産が、3年連続で減少すると予想している。

コンチネンタル取締役会のエルマー・デゲンハート会長は、「コンチネンタルは困難な時期でも、市場の平均を超える業績を達成し続けている」と語っている。