油壺湾《写真AC》

神奈川県三浦市と京急電鉄、タイムズモビリティは2月10日、相互に連携し三浦半島における地域活性化および観光振興を目的に、「三浦半島における観光地域づくり事業に関する基本協定」を締結したと発表した。

京急電鉄とタイムズモビリティはこれまで、沿線の価値向上や三浦半島の地域活性化に向け、駅周辺にカーシェア車両を配備し、PASMO利用客を対象とした「京急レール&カーシェア」サービスや、京急グループの観光施設などへの誘客を目的とした「ドライブチェックイン」サービスなどで連携を進めてきた。

今回の連携では、タイムズカーシェアの利用データ分析を行い、観光地域づくりに関わる各種企画に取り組むことで、観光客のリピーター化および滞在時間の拡大、新たな観光客層の獲得などにつなげていく。

また、三浦市や京急電鉄が有する観光スポット周辺や駅周辺の土地などに、タイムズカーシェアステーションや駐車場を開設。移動に関わるサービスを拡充することで三浦市内の交通利便性の向上を図っていく。

タイムズモビリティでは、今回の連携に合わせて2月11日、京急三崎口駅駅下駐車場に続き三浦市で2か所目となる「京急レール&カーシェア」の対象ステーションを三浦海岸駅前にオープン。また、3月上旬には油壺エリアの、三浦市が管理する土地に予約制駐車場の新設を予定している。

京浜急行《写真AC》 タイムズカーシェア《画像:パーク24》