ジュンヤ ワタナベ・マン × ピレリ コレクション《画像:ピレリ》

「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ・マン」の秋冬コレクションが1月17日、パリのファッションウィークで発表された。

渡辺淳弥氏は、自身のファッションライン「ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン」を創設し、1993年にパリコレクション初参加。特徴的で革新的なデザインで高い評価を受ける渡辺氏は、最新技術による合成素材への関心も高く、時に「テクノカルチャーデザイナー」と評されることもあり、これまでと異なる手法とモダンテクニカルファブリックで作品を創り出している。

今回、渡辺氏はピレリと初めてコラボレーションし、1970年代モータースポーツジャケットにインスパイアされたスペシャルコレクション4作品を発表した。コート2種類、ジャケット、Tシャツの4点で構成された「ジュンヤ ワタナベ・マン × ピレリ」コレクションは、ピレリのエンジニアが当時、サーキットで着用していたユニフォームや作業着をイメージしてデザイン。スポーツジャケットには、象徴的な黄色と赤のピレリロゴが施されている。

1970年代のヴィンテージ感あふれるジャケットだが、最新技術による合成素材に関心を持つ渡辺氏は新素材を使用。ピレリと世界最高峰のモータースポーツを紐付けるカラーとイメージを維持しつつ、ダブルブレストジャケット、スポーツコート、ピットクルージャケットは、新たなコレクションとして生まれ変わった。

ジュンヤ ワタナベ・マン × ピレリ コレクション《画像:ピレリ》 ジュンヤ ワタナベ・マン × ピレリ コレクション《画像:ピレリ》 ジュンヤ ワタナベ・マン × ピレリ コレクション《画像:ピレリ》