バイトン(CES 2020)《photo (c) Getty Images》

丸紅は1月6日、中国・米国・ドイツを拠点に電気自動車(EV)の開発・製造を行うバイトン社と資本業務提携を行うと発表した。

バイトン社は、2016年にドイツの自動車業界やIT業界出身者によって設立されたEVメーカー企業。コネクテッド技術や大型ディスプレイを用いた車内空間のデジタル化に注力したEVの開発・製造が特徴だ。バイトン社には、中国の大手自動車メーカー第一汽車集団や世界最大手EVバッテリーメーカー寧徳時代新能源科技も出資。2020年半ばよりSUV『M-Byte』を中国で発売し、2021年より米国・欧州でも発売する予定だ。

丸紅は今回の提携に伴い、戦略的パートナーとして、モビリティ事業やEVバッテリーマネジメント事業、海外事業を中心に協業。シェアリングや車載サービス等のモビリティ事業およびEVバッテリーマネジメント事業の創出を目指す。

M-Byte《画像:丸紅》 M-Byte《画像:丸紅》 CES 2020でプレゼンするバイトン。《撮影 佐藤耕一》