ブリヂストン・クロスポイント(オフィスフロアイメージ)《画像:ブリヂストン》

ブリヂストンは11月28日、ブリヂストングループのデザイン・ブランドを核とした社内外交流・共創活動の拠点として、「ブリヂストン・クロスポイント」をミュージアムタワー京橋(東京都中央区)に開設すると発表した。

ブリヂストン・クロスポイントは、2020年初より順次1Fにショールーム、21Fにオフィスを設け、社会・顧客・パートナーとの新たな価値の共創を促進するとともに、イノベーションとソリューションを発信していく。

ブリヂストンは「最高の品質で社会に貢献」という企業理念の使命のもと、同社の強みと特性(コアコンピタンス)を活かし、イノベーションを通じて新たな価値を創造し、社会課題の解決に向けたソリューションビジネスを展開することで、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指している。そして2020年を「価値創造」への新たな起点と位置付けており、その中でブリヂストン クロス ポイントは、デザインが果たす役割を拡大しイノベーションに活用していくことで、社会価値・顧客価値の創造に取り組み、人々がより快適に移動し、生活し、働きそして楽しむことに貢献していく。

21Fオフィス内に多目的オープンスペースを設け、社内外から多様な人々を招き、交流・共創を促進するプロジェクト・イベント・セミナー・講演会等を実施し、オープンイノベーションを加速していくとともに、1Fのショールームでは同社のブランドイメージ向上にむけ、同社のイノベーションとソリューションの活動を発信していく。

今回の取り組みは、東京都小平市や神奈川県横浜市にある研究開発拠点の再構築と連動するもの。本拠点開設により、デザインを中心としたイノベーションを加速し、新たな社会づくりを支え続ける会社へと進化していく。

ブリヂストン クロス ポイントが設置されるミュージアムタワー京橋は、同社が長年にわたり本社機能を設置していたビル所在地に2019年7月に竣工したビルで、2020年1月には低層部に「アーティゾン美術館(旧:ブリヂストン美術館)」が開館する。このアート・デザインとの親和性の高い場所で、オープンイノベーションの推進と、より多くの人々にブリヂストンを知ってもらう場としての定着を目指す。

ブリヂストン・クロスポイント(ショールームイメージ)《画像:ブリヂストン》