ゼンリンデータコムは、タクシー配車サービスやタクシー後部座席IoTサイネージサービスを提供するみんなのタクシーと業務・資本提携を行うと発表した。
両社は、みんなのタクシーが準備会社として設立された2018年から、ゼンリン地図データを使用した地理情報システムの利活用について協議。その中でゼンリンデータコムが開発する業務車両向けナビゲーションアプリが、みんなのタクシーに参画するタクシー事業者の業務アプリケーションとして利用されている。
今回の提携により、みんなのタクシーで利用するGIS(地理情報システム)や車両より収集する各種データと、ゼンリンデータコムが保有する各種データを活用したサービス構築を検討する。さらに、みんなのタクシーが提供する需給予測アプリで収集するデータと、ゼンリンデータコムが保有するデータとの連携を検討。また、タクシー走行データを3Dリアルタイムマッピング上での可視化し、データベース化による利活用を目的とした共同での研究開発も行い、将来的には、両社の資産を合わせたMaaS領域での事業展開を予定している。
ゼンリンデータコムとみんなのタクシーが提携、MaaS領域で共同事業を展開へ
2019年11月07日(木) 18時45分
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