Zenmovを持分法適用会社化して新しいモビリティサービスを提供

ブロードリーフは、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)事業を手がけるZenmovの株式を取得し、持分法適用会社にしたと発表した。

ブロードリーフは、デジタルビジネスプラットフォーム事業を展開している。今回の株式取得を機に、既存の事業とZenmovのMaaS関連事業を連動して、近距離公共交通システムの運行管理システムのIT基盤を構築するなど、先端技術を応用したMaaSプラットフォームの提供を目指す。

Zenmovは、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)がフィリピンのマニラ市で実施した新公共交通システム実証事業の中核メンバーが設立した。実証事業完了後は、Zenmovが提供する近距離公共交通システムを、東南アジア全域に導入・普及させることを目的に、事業化を本格的に開始した。まず、AIやIoTといったIT技術を用いた運行管理システムの年内リリースを目指している。

今後、運行管理システムを低速電気自動車などのモビリティと組み合わせたMaaSの提供により社会課題解決に取り組む。