ジャガー I-PACE《photo by Jaguar》

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は10月25日、2019年度7〜9月期の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は61億ポンド(約8500億円)となり、前年同期の56億3500万ポンドに対して、8%増とプラスに転じた。

また、7〜9月期の税引き前利益は、1億5600万ポンド(約217億円)。前年同期の9000万ポンドの赤字から、黒字回復している。

黒字決算となった要因は、主力市場の中国での新車販売が回復したため。7〜9月期の中国の業績は、前年同期に対して24.3%増と伸びた。また、世界市場では、『レンジローバー イヴォーク』が、新型効果で54.6%増と好調。『レンジローバースポーツ』も17.5%増、ジャガー『I-PACE』も販売を伸ばしている。

ジャガー・ランドローバーのラルフ・スペッツCEOは、「ジャガー・ランドローバーの収益性は回復した。これは、ビジネスの基本的な強固さ、優れた商品ラインナップや技術によるもの」と述べている。

ランドローバー・レンジローバー・イヴォーク 新型《photo by Land Rover》 ランドローバー・レンジローバー・スポーツ のPHV、P400e《photo by Land Rover》