翼状スポークホイール(左上)、スクエアディスクホイール(右上)、スーパーシングルホイール(左下)、次世代スチールホイール(右下)《画像:トピー工業》

トピー工業は、10月24日から11月4日まで東京ビッグサイトなどで開催される「東京モーターショー2019」に出展し、省エネルギーとCO2排出量削減に貢献する軽量化ホイールおよびその製造技術等を紹介する。

翼状スポークホイールは、独自のスポーク断面形状で空気抵抗を抑え、燃費低減を図る乗用車用アルミホイール。空気の流れを作ることで排熱効果を高め、ブレーキの冷却性能も向上させる。

スクエアディスクホイールは、四角形に切り込まれたディスクの斬新なデザインと大きな窓による軽量化を追求した乗用車用スチール。スーパーシングルホイールは、後輪にダブルタイヤを装着したこれまでのトラック・バス等に比べ、車両の軽量化による積載量の増加と燃費低減を可能にする。

このほか、ディスクの厚みを部分的に薄くする等の新しい成形方法により、従来品に比べて約20%(同社調べ)の軽量化を図った次世代のスチールホイールなどを紹介する。

東京ビッグサイト(有明地区)《photo (c) Getty Images》