新型EVを共同開発する戦略的提携を締結したピニンファリーナとエバーグランデグループの首脳《photo by Pininfarina》

ピニンファリーナ(Pininfarina)は10月18日、新型EVを中国のエバーグランデグループ(恒大グループ)と共同開発する戦略的提携を締結した、と発表した。

戦略的提携の主な目標は、車両全体の開発、研究・開発能力、リソースの分野において、両社のノウハウや経営資源を活用すること。これにより、先進的で独創的なデザインを反映した強い個性を持つ新型EVを、共同開発していく。

エバーグランデグループは、中国の広州、上海、天津、瀋陽に工場を擁する。NEVブランド「恒馳」の全ラインナップを生産している。

ピニンファリーナのシルヴィオ・アンゴリCEOは、「国際社会と協力してNEV(新エネルギー車、EVやPHVなど)技術の革新を加速させたいという両社のビジョンは合致している。この協力が成功を収め、新たなモビリティの開発に貢献することを確信している」と述べている。