台風15号の被害(千葉県市原市)《photo (c) Getty Images》

国土交通省は、台風15号の被害に伴って千葉県の一部地域で自動車検査証(車検証)の有効期間を延長したが、停電が長期化していることから一部地域で自動車検査証の有効期間を再延長すると発表した。

台風第15号の被害に伴って、千葉県の一部地域では、現在も停電が続いている。対象地域に使用の本拠を置く車両は、継続検査の受検が困難であることから、自動車検査証の有効期間が切れ、使用に支障が生ずるおそれがある。

このため、対象車両の自動車検査証の有効期間を9月24日まで再延長する。継続検査を受検するまでに保険契約期間の期限が到来する保険契約については、継続契約の手続きが9月24日を限度に猶予される。

対象は袖ケ浦自動車検査登録事務所の管轄地域の全車両と、千葉運輸支局、習志野自動車検査登録事務所の管轄地域の一部の車両で、自動車検査証の有効期限が9月9日〜9月23日のもの。

対象地域の状況に応じて、今後、有効期間の再延長も検討するとしている。