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日本自動車連盟(JAF)九州本部は、北部九州で降り続いた7月21日の大雨によるロードサービス要請件数をまとめた。

短時間での局地的豪雨で車両が冠水・水没したことによる救援要請は、福岡県久留米地区を中心に九州で235件、県別内訳は福岡県199件、佐賀36件。中には、冠水路を走行したことが原因と思われる事例もみられた。

これを受けJAF九州本部では、大雨・集中豪雨時にクルマの浸水トラブルを防ぐポイントとして、大雨・集中豪雨の際はなるべく運転を控えること、地下道やアンダーパス、冠水路は避けること、クルマの保管場所の安全を確認することなどを挙げている。

またJAFでは、冠水により窓やドアが開かない時やシートベルトがはずれない時のため、ガラス割りハンマーやシートベルトカッターを車内に常備することを推奨。万が一、冠水した場合は、電気系統の漏電で火災発生の危険性があるため、いきなりエンジンをかけないよう注意を呼びかけている。