フランス製オイルユニルオパール日本輸入5周年ミーティング開催。地元のゆるキャラも大集合。《撮影 中込健太郎》

フランス製モーターオイル「ユニルオパール」を日本で輸入販売開始したのが2014年7月。今月で5年目の節目を迎える。それを記念するミーティングが静岡県湖西市の浜名湖競艇場対岸駐車場で開催された。

ユニルオパールは、フランスのオイルだが、本国でも量販店などでの販売より、品質、特徴を理解したショップを中心に扱っている。日本でも同様の方法で、一軒一軒取り扱いショップを開拓し、今では全国にファンがいるオイルブランドに成長した。

「5年間で250店舗ほど、取扱店舗も広がってきました。全国一軒一軒お邪魔して取扱店舗様に商品の紹介をさせていただき、それぞれのショップ様のお客様から使っていただくようになりました。私たちも日々の積み重ねでしたが、その後年間の間にユーザーになってくださったお客様への感謝の集いでも、と思い、今回のミーティングを企画しました。」とユニルオパールでは話す。しかし、予想以上のエントリーもあり、想定を超える展開になったといいます。

「まず、エントリーの数が予想をはるかに超えていました。一旦は延べで1300を超え、そのあと整理してみましても1200台ほどの参加表明を早々いただきました。実際の来場した台数でも1000台ほどになり、ここまで盛り上げていただけるとは思っていませんでした。そして、興味深いことに、そのエントリーの内訳を見るとユニルオパールをすでに利用していただいたことがあるという方以上にまだ使ったことがない、という方が多かったのです。しかしこれは予想外ですが、ありがたいことですし、ご紹介できるいい機会にもなると思いました。」

34のショップ出店や10のフード関連の出店なども、当初の想定を超える規模だったという。「個性的なクルマを扱うショップ様がたくさん使ってくださっていますので、当然クルマ好きの方が多く、貴重なクルマもたくさん集まりました。オイベントとしては何か集まってこれをするというのはありませんでしたが、こうしてオイルを紹介させて頂いたご縁で、クルマで集い、楽しい時間を過ごせるというのは私たちとしてもとてもうれしいことですね。」とユニルオパールの談。

5周年記念の開催ということだったので、次はあるとすれば10周年でしょうか、というのが主催者の話だが、すでに会場の参加者からは、「来年はやらないの?」と言った声も。参加者たちにとっては、クルマで集うこと、それ自体が楽しい時間となり、参加のために行き帰りドライブすること自体が、楽しみの一つのようだった。

ユニルオパールは本国でも量販店では扱われないオイル。クルマ好きや、こだわりのショップからの支持が厚い。《撮影 中込健太郎》 参加者にはサンシェードが進呈された。《撮影 中込健太郎》 輸入を終了し、日本市場から撤退したフォード車も多数。《撮影 中込健太郎》 フィアット500のミーティングなどこの機会に様々なモデルのオーナーが示し合わせて参加していた。ボンネットの裏側も抜かりない。《撮影 中込健太郎》 こちらは3ドア、珍しいヴィッツGRMNも。《撮影 中込健太郎》 ユニークなフードもたくさん。みずみずしさが残り甘すぎない冷やし焼き芋は真夏の屋外イベントにはもってこい。《撮影 中込健太郎》 正規輸入はされていない、最新のシトロエンベルランゴも展示されていた。《撮影 中込健太郎》 500Lが引くアバルト。イタリア車は生活感があってもこうしたシーンで愉しさがしっかりと出るのは毎回感心させられる。《撮影 中込健太郎》 横浜からバンデンプラスプリンセスで参加した女性オーナー。エアコンはないものの、三角窓があるので問題ないそうだ。若者のクルマ好きはしかし頼もしい。《撮影 中込健太郎》 自作のラジコン。4輪駆動モデル「サハラ」をRCカーで実現したそうだ。《撮影 中込健太郎》 ルノーも、魅力的なモデルで日本未導入のものは少なくない。サイズ、使い勝手などあらゆる面でジャストさが魅力のクリオ・グランツール。日本ではルーテシアとして販売されたもののワゴンだが、こちらのオーナーさまの広げるお店にも魅力的な商品が多数。こんなお店がほかにもたくさん出ていた。《撮影 中込健太郎》 大変珍しい三菱コルトCZC。ピニンファリーナによってオープン化されたコルト、素晴らしく美しい。《撮影 中込健太郎》 スパイスレンタカーではルノーアヴァンタイムをレンタルできるそうだ。所有は二の足を踏んでしまうようなクルマも、一人でも多くの人に乗ってほしい、と個性的なクルマをたくさんそろえているそうだ。《撮影 中込健太郎》