伊藤忠が提携するヴィア・トランスポーテーションのWEBサイト

伊藤忠商事は4月15日、乗合システムを提供する米国のヴィア・トランスポーテーションに投資するとともに、ヴィアのシステムを日本で提供するヴィア・モビリティ・ジャパンに戦略的事業投資を実施したと発表した。

ヴィアは複数人の乗客を最適なルートで複数の目的地に輸送する乗合サービスに特化したテクノロジーを持ち、効率的な乗合い配車サービスと高い実車率によって都市の交通渋滞緩和、CO2排出量削減にも貢献している。

ヴィアは現在、米国・欧州を中心にサービスを個人ユーザーに提供しているほか、乗合システムを世界各地のバス会社、タクシー会社、地方自治体、大学、交通オペレーターなど、パートナー企業に提供しており、現在、世界60か所以上でサービスを提供している。

日本でも限られた交通機関で可能な限り多くの人が効率的に移動するニーズが高まっている。伊藤忠は、既に導入実績のあるヴィアの乗合サービスのテクノロジーをヴィア・ジャパンを通じてタクシー会社やバス会社など、交通事業者・地方自治体・企業へシステムを提供することで、日本が抱える交通課題の解決に積極的に取り組む。