NAVITAIMEとJapanTaxiがAPI連携

ナビタイムジャパンとJapanTaxiは3月25日、トータルナビゲーションアプリ「NAVITIME」とタクシーアプリ「JapanTaxi」のAPI連携を開始した。

今回の連携により、NAVITIMEのルート検索結果からそのまま、JapanTaxiアプリに加盟するすべてのタクシーを呼ぶことが可能となったほか、対応エリアもこれまでの東京都内一部地域から、全国に拡大。モビリティ革命やMaaS分野へ注目が集まる中、国内5100万人が利用するNAVITIMEアプリと、国内累計ダウンロードトップのタクシーアプリをAPI連携することで、より快適な移動の実現を目指す。

また、NAVITIMEアプリでは今回の連携に伴い、タクシーの乗車位置変更で所要時間を短縮できる場合に通知する新機能を追加。NAVITIMEアプリ上のタクシー配車予約画面で現在地を指定する際に、「反対車線から乗車すると、約5分早く到着できます」などと表示する。このほか、細い道や、高速道路を指定するなど、乗車位置を変更した方がよい場合も通知する仕組みになっており、乗車位置決定にも役立つ。

なお、JapanTaxiアプリでは、地図系アプリや経費精算システムなど様々な外部連携を行っているが、外部サービスとのAPI連携によるワンストップでのタクシー配車の実現は国内初となる(実証実験除く)。

NAVITAIMEからのタクシー配車イメージ