警察庁は7日、2018年の犯罪統計資料(暫定値)を発表した。
それによると乗り物盗の認知件数は前年比11.9%減の20万7803件で、検挙件数が同13.8%減の1万8580件で、検挙率は0.2ポイントダウンの8.9%だった。検挙人数は前年より1062人マイナスの9334人だった。
乗り物盗の内訳は自動車盗の認知件数は同15.5%減の8628件と大幅に減少した。検挙件数は同20.7%減の4249件で、検挙率が3.3ポイントダウンの49.2%だった。検挙人数は118人マイナスの916人だった。
都道府県別の自動車盗の認知件数が最も多かったのは茨城県で1491件、次いで大阪府の1388件。
オートバイ盗の認知件数は同24.2%減の1万5292件、検挙人数が同12.1%減の2652件で、検挙率が2.4ポイントアップの17.3%となった。検挙人数は327人少ない1204人で、このうち少年は1059人だった。
自転車盗の認知件数は同10.5%減の18万3883件、検挙件数が同11.5%減の1万1679件で、検挙率が6.4%だった。
また、車上ねらいの認知件数は同17.9%減の4万4970件、検挙件数が同18.7%減の1万0952件。部品ねらいの認知件数が同23.3%減の2万0967件、検挙件数が同15.8%増の3311件と大幅に増加した。検挙率は6.2ポイントアップの18.3%だった。
乗り物盗は11.9%減の年間20万7803件、検挙率は8.9% 2018年
2019年02月09日(土) 07時30分
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