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トヨタ紡織は2月1日、2018年4〜12月期(第3四半期)の連結決算を発表。為替影響や原材料高騰などにより、営業利益は前年同期比11.7%減の437億円となった。

売上高は、主力製品のシート台数の増加に加え、車種構成の変化や新製品切替による商品力向上により、同1.3%増の1兆0467億円となった。利益については、南米での為替影響や原材料価格の高騰、新製品開発や将来に向けた取組みのための諸経費の増加により、営業利益が同11.7%減の437億円、経常利益は同14.7%減の443億円。四半期純利益は、在外子会社清算に伴う為替換算調整勘定の取崩損を関係会社清算損として特別損失に計上したことで、同40.2%減の170億円となった。

連結業績見通しは、第3四半期実績および為替影響等を勘案し、下方修正。営業利益580億円(前回予測比−40億円)、経常利益580億円(同−50億円)、純利益260億円(同−80億円)とした。なお、売上高を前回予測の1兆4000億円を据え置いた。