FCAジャパンは1月17日、ジープのコンパクトSUV『コンパス』を改良、安全性・快適性を向上させ、販売を開始すると発表した。
今回の改良では、機能・装備を強化することで、各モデルの特性をより鮮明に打ち出すとともに、競争が激化するコンパクトSUVセグメントでの商品力向上を図った。
最上級グレードの「リミテッド」では、スタート&ストップシステムを新たに採用し、燃費を23%改善した。また、従来ラグジュアリーパッケージのセットオプションとして提供していたパワーリフトゲートを標準装備。装備を大幅に充実させながらも、価格は据え置きの419万円とした。
中間グレードの「ロンジチュード」は、新たにクラッシュミティゲーション(衝突軽減ブレーキ)付の前面衝突警報やレーンセンス車線逸脱警報プラス、パークセンス縦列/並列パークアシスト、パークビューリアバックアップカメラ、アダプティブクルーズコントロールなど、最上級グレードのリミテッドと同等の運転支援システムを採用した。さらに、雨量感知機能ワイパー、オートハイビームヘッドライト、自動防眩式ルームミラーなどを追加し、安全・快適性を大幅に向上。装備が大幅に充実したにもかかわらず、車両価格は18万円高の369万円と、上げ幅を最小限に抑えた。
さらに、全車でカーエアコンの冷媒使用量を減少させるなど、環境にも十分配慮。ボディカラーはエグゾティカレッド、ハイドロブルー、ミニマルグレーメタリック、ヴォーカルホワイト、ブリリアントブラッククリスタルの全5色を設定している。
ジープ コンパス、機能・装備を強化し安全性・快適性を向上
2019年01月17日(木) 18時00分
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