新・公道最速伝説を描くストーリーのMFゴーストと、2001年に最初の作品が封切られ、節目の2021年に、20年目の伝説を作りたいというワイルドスピードのコラボレーション。《撮影 土屋勇人》

東京オートサロン2019会場で、映画『ワイルド・スピード』ブースを、「MFGエンジェルス2019」が訪問。クルマを題材にした日米の作品がタッグを組んで、クルマを盛り上げ、互いの作品がより一層多くの人に楽しんでもらえるように、エールを交わした。

マンガは日本が世界に誇る文化であり、映画と言えばアメリカを代表する文化の一つ。今回の東京オートサロン2019には、この日米を代表する文化で、クルマを題材にした作品がブースを出展、注目を集めている。

◆20年で『伝説』を作る

映画ワイルド・スピードは第1作が2001年に公開された人気映画。この夏に最新作が公開予定だ。「実はこれから3作続いて公開になります。2021年、1本目が公開されてから20年目で完成する、ワイルド・スピードという『伝説』を、1人でも多くの方に見届けてほしいのです。東京オートサロンに来場されている皆さんにはまずその証人になっていただき、さらに一緒に盛り上げていただければと思っています」とワイルドスピードのブース関係者は話す。

◆1人でも多くの人がクルマを楽しむことは作者の願い。

一方、同じく東京オートサロンにブースを構えた、講談社『週刊ヤングマガジン』で連載中の『MFゴースト』。累計5000万部を記録する『頭文字D』の作者しげの秀一が描く新たな公道最速伝説だ。こちらもすでに累計100万部をを記録している。

東京オートサロンでは単行本の他、関連グッズの販売に加え、100万部突破を記念して主人公片桐夏向(かたぎりかなた)が駆るトヨタ『86』のプレゼントキャンペーンも実施。常にブースの前は黒山の人だかりができていた。

「作者のしげの秀一先生も、一人でも多くの人にクルマを楽しんでほしい、と常々思って作品をしたためて下さっています。こうしてクルマを題材にした作品どうしで、クルマ好きの皆様にメッセージが発信できるのはとても喜ばしいことです」と講談社の担当者も話す。

東京オートサロン2019期間中に、マンガの中に登場する「MFGエンジェルス」をイメージしたレースクイーンチームのメンバーも全員が発表され、作品を盛り上げていく。そんな彼女たちが、ワイルドスピードブースを訪問。写真撮影
や、ブースに設けられたボードにメッセージを書き込んだりした。

20年で伝説を作りたい『ワイルド・スピード』と、新公道最速伝説を描く『MFゴースト』。東京オートサロンでそんな「クルマが紡ぐ二つの伝説」がタッグを組んだことになる。『MFゴースト』の今後の展開も、これから公開される『ワイルド・スピード』の最新作からも目が離せない。

日米のクルマを題材にした作品がオートサロンでタッグ。《撮影 土屋勇人》 MFGエンジェルス2019、オートサロンの会期中に全メンバー6名が発表に。《撮影 土屋勇人》 ワイルドスピードブースでは、来場者が自由にボードメッセージを書き込んで応援できるようになっていた。《撮影 土屋勇人》 ワイルド・スピードブースを訪問したMFGエンジェルス2019.左から橘花凜さん、沢すみれさん、山口はのんさん、林ゆめさん、農海姫夏さん、チャナナ沙梨奈さん。《撮影 土屋勇人》 ワイルドスピードブースにて。MFゴーストの登場人物、片桐夏向のパネル。《撮影 土屋勇人》 ワイルド・スピードブースで応援メッセージをかきこむ沢すみれさん。《撮影 土屋勇人》 MFゴーストブースでは、人気の単行本が購入可能。初日から混雑だった。《撮影 中込健太郎》 ワイルド・スピードブースで応援メッセージを書き込む林ゆめさん。《撮影 土屋勇人》 MFゴーストブースには登場するトヨタ86のトミカも登場。《撮影 中込健太郎》 MFゴースト仕様のトミカはこの夏発売予定。《撮影 中込健太郎》 MFゴーストの作品をファイルにしたもの。これも単行本に負けないほど人気だった。《撮影 中込健太郎》 MFゴーストに登場するトヨタ86が抽選で一名にプレゼントされる。《撮影 中込健太郎》 会場には86の実車が展示された。《撮影 中込健太郎》 MFゴーストのトヨタ86と沢すみれさん。《撮影 土屋勇人》 会場前ではさらにファンを獲得しようとガイドブックも配布された。《撮影 中込健太郎》 人気レースクイーンの沢すみれさんも今年のMFGエンジェルスとして新たに加入。《撮影 土屋勇人》 農海姫夏さんと、チャナナ沙梨奈さん。チャナナさんはレースクイーン大賞でヤングマガジンMFゴースト賞に選ばれ、オートサロン二日目に加入が発表になった。《撮影 土屋勇人》 常に人が集まっていたMFゴーストブース。《撮影 土屋勇人》 実車とシンクロしたメッセージ、ストーリーを持ったこのようなクルマは、実に現代らしい一台だ。《撮影 中込健太郎》