旭化成とGLMが共同開発したコンセプトカー AKXY

旭化成は11月7日、GLMと共同開発したコンセプトカー「 『AKXY』(アクシー)が「ドイツデザインアワード Special Mention Category 2019」を受賞したと発表した。

アクシーは旭化成が「自動車の安全、快適、環境への貢献」をテーマに開発した実走可能なコンセプトカー。安全運転をサポートする、ドライバーセンシングテクノロジー、快適な車内空間を創り出す繊維やコミュニケーションシステム、環境負荷軽減に貢献するさまざまな高機能樹脂など、36製品を搭載している。2017年5月の発表以来、国内外のさまざまな展示会や、顧客とのプライベート展示会で活用し、自動車関連企業と未来の自動車および自動車がもたらすソリューションについてディスカッションを行ってきた。

今回の受賞では、「内外装すべての要素が調和し、先進的なデザインに落とし込まれている。その形状と機能は細部に至るまで印象的で、未来の自動車の姿を彷彿させる」と高い評価を得た。

ドイツデザインアワードは、ドイツ経済産業省の後援で設立されたドイツデザイン協議会により、1969年から始まった国際的に権威のあるデザイン賞のひとつ。優れたデザインであると認められ協議会の推薦を受けた候補の中から選考される。