平成30年北海道胆振東部地震(9月7日、札幌市清田区) (c) Getty Images

国土交通省は、北海道胆振地方中東部を震源とする地震の影響で北海道全域で停電となるなど、自動車検査業務が実施困難な状況となっているため、北海道で自動車検査証の有効期間を伸長する。

北海道胆振地方中東部を震源とする地震の被害に伴って被害地域を使用の本拠とする車両は、継続検査を受けることが困難となり、自動車検査証の有効期間が切れて使用に支障が生ずるおそれがある。

このため、道路運送車両法第61条の2を適用し、自動車検査証の有効期間を伸長する。北海道に使用の本拠を置く車両のうち、自動車検査証の有効期間が2018年9月6日から9日までの車両について9月10日まで有効期間を伸長する。

有効期間伸長の適用を受けた自動車の自動車損害賠償責任保険(共済)の契約期間については、伸長された期間内の継続検査を申請する時までに契約すればよいこととなる。

今後、対象地域の状況に応じて有効期間の再伸長を検討する。

平成30年北海道胆振東部地震(9月7日、北海道厚真町) (c) Getty Images 平成30年北海道胆振東部地震(9月7日、北海道厚真町) (c) Getty Images 平成30年北海道胆振東部地震(9月7日、北海道厚真町) (c) Getty Images 国土交通省《撮影 高木啓》