二輪車安全運転推進運動

日本二輪車普及安全協会は、秋の全国交通安全運動に連携し、9月11日から30日までの20日間、二輪車安全運転推進運動を展開する。

二輪車安全運転推進運動は、関係省庁の後援を得て、家庭・学校・職場・関係諸団体と連絡を密にし、二輪車の交通事故および不正改造等の防止、盗難予防および被害早期回復を図ることを目的に、毎年9月に実施される秋の全国交通安全運動と連携して開催している。

今年の統一標語は「ヘルメット あごひも しっかりしめて (指一本が入る程度)プロテクターで胸部を守ろう」。ヘルメットを正しく着用していないため、衝突時にヘルメットが脱落して、頭部損傷で死亡にいたるケースが多発していることから、あごひもをしっかり締めることの重要さを指導啓発する。また、昨年二輪車による交通死亡事故原因部位で最多となった胸部等損傷から身を守るために、胸部プロテクター着用の重要性について指導し推奨する。

さらに、参加体験型の安全運転講習会「グッドライダーミーティング」を開催するほか、二輪車販売店では、グッドライダーミーティングへの参加奨励や安全運転指導、グッドライダー防犯登録や二輪車盗難照会システムへの加入促進を実施。また。街頭における車両点検指導を通して、整備不良・不正改造車・自賠責付保のチェックおよび復元指導等を推進する。