ブリヂストンサイクルは、シニア層向けに両輪駆動の電動アシスト自転車「ラクットシリーズ」を8月下旬から販売すると発表した。
ラクットシリーズは「身体の変化により自転車に乗る自信がなくなった」「シニア向け商品はデザインに抵抗がある」といった声に対応して開発した。身体の変化へ対応するため、「またぎやすさ」「乗り降りしやすさ」「こぎやすさ」の「3つのラクあし」設計と、乗りたくなるカラー・デザインを目指した。「乗り降りしやすさ」ではサドルの高さを、身長141cmの人でも両足が地面にぴったりつけられる高さに設計した。「こぎやすさ」では、従来品と比較し、こいでいる際の膝角度を浅く設計した。脚への負担を軽減し、従来よりも脚を曲げずに漕げる。
また、デザインは、従来にない艶消しカラーや軽やかなカラーを採用、新しくしたシンプルなバスケットなど、現代のシニアが積極的に乗りたくなるようデザインを目指した。
さらに両輪駆動の電動アシスト自転車の2019年モデルに、走りながら自動充電する機能を搭載する。新型車に走りながら自動充電する回復充電機能を初めて搭載した。この回復充電機能は、従来の「左ブレーキをかける」と回復充電できる機能に加え、「走行中にペダルを止める」と前輪モーターが発電してバッテリーを充電する。この機能により走行距離が最大28%向上し、4日走ると最大一日分を充電できる。
価格は「フロンティアラクット」の20インチが11万7800円。
ブリヂストンサイクル、シニア向け電動アシスト自転車を開発 回復充電機能を採用
2018年08月02日(木) 09時22分
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