ジャガーF-PACEとランドローバーディスカバリー

ジャガー・ランドローバーは7月31日、2018年度4〜6月期の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は52億2200万ポンド(約7655億円)。前年同期の55億9900万ポンドに対して、6.7%減とマイナスに転じた。

また、4〜6月期の税引き前利益は、2億6400万ポンド(約387億円)の赤字。前年同期の5億7100万ポンドの黒字から、赤字に転落している。

赤字決算となった要因は、中国での販売不振。7月からの輸入車に対する関税の引き下げを前に、4〜6月期は消費者の間で、買い控えの動きが見られた。

ジャガー・ランドローバーのラルフ・スペッツCEOは、「4〜6月期は、中国における輸入車関税の引き下げの発表と、現地ディーラーが在庫を減らした影響で、税引前損失を計上した」と述べている。